城島茂のどっち派?!『冬唄』

【オープニング】
今週と来週は“宙船スペシャル”だそうで、いきなり「宙船」がかかりました。
売り上げ増進のラストスパートかしらね(爆)
MステSPライブ後に即行で来たという茂さん。渋滞していて危なかったそうです。
もし間に合ってなかったら「豊田綾乃のどっち派?!」になっていたと(笑)


【テーマ】
今回のテーマは、『どっち派冬唄セレクション2006 この時期、クリスマスソングを聴きたい派?聴きたくない派?』です。
クリスマスの思い出は…茂さんは仕事なのであまりクリスマスって感じはしないそうです。
イルミネーションを見に行ったりした事も一度もないと。
今日はゆっくりとリスナーの皆さんがゲストという事で…と言ってくれてました^^


TBSラジオパーソナリティーの方々からも冬唄を聞いてきたという事で、まずはタカ&トシさん。
歌が上手い事で有名なタカさん。本人よりもテレビで歌っているんじゃないかという、レミオロメンの『粉雪』。
粉雪
城島:冬のバラードっていいよね。
豊田:秋のバラードもいいんですけど、冬は特に心に直接届きますよね。


次はスピードワゴンのお二人。
小沢さんはあまり曲を聴かないそうで、井戸田さんの冬唄です。ユニコーンの『雪が降る町』。
4年前に後輩の友達の女の子が好きで、後輩と3人でドライブに。その時に車の中でかかっていたそうです。
「当時ウエイトレスのバイトをしていた彼女に、その制服を着せてわざと高い所にものを置いて取らせた」という話を彼女がある暴露番組に情報提供して、その報酬に3万円もらっていて、井戸田さんはそれを知らなかったという悲しい思い出だそうです^^;


「この曲を聴かないとお正月が来ない!ぐらいこの曲が好きです。慌しい年末、この曲で自分に戻れるのです。冬の空気や雪が降る前の匂いが好きでホッとするんです」
というメールも届いていました。


【リスナーの意見1】
浜田省吾さんの『悲しみは雪のように』が好きです。ドラマの主題歌でもありましたが、よく聴いていました」


稲垣潤一さんの『クリスマスキャロルの頃には』が大ヒットした当時、この曲の歌詞にあるように彼女との付き合いの中で忘れかけていた大事なものに気づかされた。なんとか別れずに済んだのはこの曲のおかげかもしれない」
クリスマスキャロルの頃には
城島:カラオケで人が歌ってるのをさ、酔っ払ってくると「オレの曲や!」みたいになって来ない?自分のことを歌ってるんちゃうか?みたいなさ。
豊田:あ〜ありますね!


ユーミンの『ブリザード』です。スキーに行く時にいつも聴いています」
城島:松任谷由実さんいい曲多いからな〜。
豊田:冬の曲も結構あるんですよね。春は春でまた「卒業写真」とかね。
城島:あれ切ないわ〜!ライブ行って生で聴いたけど。


「クリスマスっぽくないですけど、さだまさしさんの『案山子』です。主人と出会ったのはクリスマスパーティー。その時に話の中でで出てきたこの曲。クリスマスというとつい思い出してしまいます」
案山子~HOME SWEET SONGS
城島:そういうのもいいね。
豊田:「冬」とか「クリスマス」って言葉が出てこなくても、その時の思い出ってありますからね。


豊田さんの冬唄は、シンディーローパーの『Time After Time』。茂さんが秋唄で選んでいましたが、豊田さんはすごく寒い時に聴いていた思い出があるので、冬のイメージがあるんだそうです。


【パーソナリティの冬唄】
次は上原浩治選手に聞いた冬唄です。
上原さんは大学入試で浪人したそうで、その時に聴いていた、リンドバーグの『がんばらなくちゃ』と、『願いが叶うように』。巨人に入団するだけでなく、入団して活躍するのが夢だったので…と。


そして松本ともこさん。『Happy Christmas』。
小学校時代の先生で、ビートルズマニアの人がいて、英語の授業の時には必ず一曲聞かせていたそうです。
音楽の女の先生とくっつけようとしたり、いい思い出がある、と。
当時は意味もわからずにサビの部分を歌っていたけど、大人になってDJになって今改めてみんなに聞いてもらいたいと思うようになりました、と言っていました。
色んなアーティストが歌っていますが、今回はカナダのアーティスト、サラ・マクラクランの『Happy Christmas』。
Happy Christmas 4


【リスナーの意見2】
「エリッククラブトン『Wonderful Tonight』。こんなカップルに将来なりたいと曲を聴くたびに思います。旦那さんが奥さんに「綺麗だよ」「今夜の君は素晴らしいよ」って言えるって本当に素敵なこと。世の中の男性の皆さん、普段は言えなくても、クリスマスぐらいはこの曲をバックに「綺麗だよ」「今夜の君は素晴らしいよ」って言ってあげて下さい」

城島:なんか、改めて言葉にしないとさ…こういう時は言葉にして欲しいんちゃう?女性って。
豊田:言葉にして欲しいってあるんですよね!
城島:でも逆に言葉が要らない時もあるよね。それはキスをした時…。
豊田:あま〜い!
城島:何を言ってんねんな(苦笑)


「好きな冬唄はいっぱいあって選べないのですが、特に好きなのがU2の『New Years Day』です」


「冬唄ではないのですが、GREEN DAYの『Wake Me Up When September Ends』です。僕の誕生日はクリスマスなんですが、去年の誕生日の1週間前ぐらいにこの曲に出会いました。去年は友達との別れが多く辛かったのですが、この曲のおかげで乗り越えられました」
Wake Me Up When September Ends 2
この曲は吉村くんも思い出の曲だそうで、聴くと泣く…と言っていました。
「9月が終わったら僕を起こしてくれ」という歌詞がなんで思いついたんだろう…と。


「もともとクリスマスはイエスの生誕を祝う日。ならば賛美歌でもいいのでは?日本のクリスマスは恋人達のためのもので、なんか違うんじゃないかと思います。全てはクリスマスエキスプレスの影響ですかね?」
「『ハレルヤ』コーラスや賛美歌やゴスペルが聴きたくなります」
城島:子供の頃はね、恋愛なんて小学生の頃は無縁やんか?ホンマに付き合うっていうのは。家族で今日はご馳走やな〜っていうイメージがあった。恋人が出来る思春期になってからかな?


【パーソナリティの冬唄2】
最後はパンツェッタ・ジローラモさん。
ロッド・スチュアートの『I'm Sexy』。
18歳の時に高校の試験勉強を友達と集まってしていて、その時によく音楽をかけていて、この曲もよくかけていてそれで好きになったそうです。日本で友達に人数が足りないからと声をかけられて、フットサルをしに行ったら、一人帽子を被ってフットサルがあまり上手くない人がいて、帽子を取ったらロッド・スチュアート!その時に好きですとは言えなかったそうです。


【リスナーの意見3】
菊池桃子さんの『雪に書いたラブレター』。中坊の頃、好きな子が菊池桃子さんに似てました。校庭をランニングしてテニスコートの横を通り過ぎる度に彼女の姿を探していました」

豊田:わぁ素敵〜!
城島:ちょっと聴こうか。←この言い方が素っぽいというか、さり気なく優しい感じで、いいなって思いました。


城島:懐かしいね〜。僕ら世代やね、ホンマに。結婚した時、一つの時代が終わったなって思ったもん。自分の中でひとつのアイドル世代がね。色んな方が結婚していくやん?桃子が行ったか!みたいな。


「カズン『冬のファンタジー』この曲を聴きながら夜空を見上げるのが冬の恒例になってます」
GOLDEN☆BEST/カズン 冬のファンタジー/シングル・コレクション

「今年こそ、来年こそ、と思っていたのに未だに彼氏ナシ。だからこそクリスマスソングを聴いて、毎年女だらけのクリスマスを過ごしてます(涙)」
城島:結構いるよね。女友達も言ってるわ。「なんかセッティングしてよ」って、「仕事だから無理」って言っといたけど(笑)でも仲間同士で集まるの楽しいよね。
豊田:仲間っていう存在の温かさを実感する季節でもありますよね。
城島:友達でクリスマスを前に別れた人がいらっしゃるんやけど、先日彼女からメールが来て「新しい恋を見つけました。それで付き合う事になりました。幸せになって下さいね。今までありがとう」って。けじめをつけさせようと思ったんちゃうかな?彼女は。彼がふられてるからさ。でもそんな中で僕らが出来る事ってそばにいて慰めるって感じしかなかったりするんよ。でもそういう時、仲間っていいなって思ったりした。でも言ってたよ。「やっと安心した」って。「幸せになってくれたらいいなって思えた」「これで一つの恋が終われた」って。


「クリスマスソングを冬になると絶対聴きます。この曲です。落ち着くし良い感じです」
「冬唄といえば思い浮かべるのはこれです」
「この曲を聴くとハッピーな気分になれます」
という事で、一番意見の多かったこの曲。
TOKIOの『ding-dong』♪
ding-dong/glider(初回)


「そりゃ聴きたいです。何も無くてもクリスマスムードを味わいたいじゃないですか。今年の春から片想いをしていた人にメールで告白しました。今日が誕生日なので、新しい年齢になる前に、すっきり締めたかったんです」
豊田:今日が誕生日…おめでとうございます。。
城島:おめでとうございます。けじめねぇ…いい方に行くとええんやけどね。


「正直、クリスマスソングは聴きたくないです。私はクリスマスを盛り上げる仕事をしていますので、どちらかと言いますと、クリスマスなんか早く終わって正月が来て欲しい。独り者にとってクリスマスソングは頭が痛いです」


そして、ここで茂さんの冬唄を紹介。
城島:僕が最も敬愛している、リスペクトしている方で、棺桶にこのアルバム一枚、絶対持って行こうってぐらい心に残るいい曲があるんやけど、とにかく聴いて下さい。カーティス・メイフィールドの『New World Order』。


茂さんがカーティスを知ったきっかけは1994年。カーティスの曲をカバーしたトリビュートアルバムが出て、クラプトンとかエルトンジョンとか色んな人がカバーしていて、売り上げをカーティスに寄付。なぜ寄付したかというと、コンサートのリハーサル中かなんかに、照明灯がご本人の上に倒れて半身不随になってしまわれたそうで…。みんなから尊敬されていたので、がんばれカーティス!と出されたそのアルバムを、どんな人だろうと手にしたそうです。聴いてかっこいいなと思ったと。


城島:そのアルバムが出て2年後の1996年にこのアルバムが出て、その1曲目なんやけど、どうやってレコーディングしたんやと。もう首から下が動かへんのに。だけど僕は負けない、若いもんには負けへんぞ、とそういう思いで出したんやなと思ったんよ。僕は『新しい世界をオーダーするよ』っていう(意味かなって)気持ちで聴いてたんやけど、今調べてもらったら「新世界の秩序」とかそういう意味があるとは聞いてたんやけど。アルバムのジャケットがおじいちゃんのカーティスなんよ。57歳で…そのアルバムが出て3年後の12月26日に亡くなったんやけど、すごいショックやったんけど、そのアルバムを手に取った時にね、開くとカーティスの手が赤ちゃんの手を握ってるんよ。優しく。僕は、若いアーティストに対して「あと頼むぜ!頑張ってくれよ」っていうメッセージと「世界を平和に」ってメッセージをすごい残した方やから、そういうのを伝えたかったのかなって。これさ、そんな状況でね、寝たきりとか楽器も弾けないような状態でレコーディングしてる人に聴こえる?!
豊田:私、そんな話知らないで聞いてたからびっくり…。
城島:そこまで音楽を愛せるだろうか、音を楽しめるだろうかって思ったもん。セクシーな男ですよ。亡くなっても…。
豊田:思い出に残る方なんですね。。

New World Order

New World Order

【結果】
クリスマスソングを聴きたい派74.4%、聴きたくない派25.6%で、聴きたい派の勝利!


【リスナーの意見4】
「数日前に彼が出来ました。一回り年下の彼が「粉雪」を歌ってくれました。忙しい彼がクリスマスに会える確率は50/50。会えるように祈ってて下さい!」


「クリスマスの思い出は、いつもサンタさんにお願いした以外のものが置いてあって、幼かった私は「サンタさんが他の子の分まで置いてった〜!」と玄関に走って母親に止められていたのを思い出します」


「私の冬唄といえば、中島美嘉さんの『雪の華』です。高校の時、好きな人と駅まで歩いた帰り道。告白しようとして出来ませんでした。その後電車の中で聴いて帰ったのを思い出します」
雪の華       (CCCD)

「中学3年間、硬派で通した僕は、卒業式の後に告白して付き合い始めました。お互いに純情だったので、手を繋ぐのに2年もかかり、その後、受験を理由に別れてしまいました。今まで彼女以上の女性に出会った事がありません」


【城島の一言】
「ちょっと早いけどHAPPY HAPPY CHRISTMAS!素敵なクリスマスを…」

茂さんがよく行くバーのひとつでは、マスターが茂さんがカーティス好きなのをわかっているので、入っていくと何も言わなくても「New World Order」をかけてくれるそうです(笑)
来週は、今年最後の放送で、2006年は泣いた派?笑った派?です。