アカンよな

芋たこ、先週はちらっとだけ出番がありましたね。
2週分ぐらいまとめて見たんですが、いいドラマですね…。
特別、盛り上がる所があるわけじゃないんだけど、すごく温かいんですよね。
町子と町子に見て欲しかった隆くんのために家族でピラミッドをやったり、登くんと3人でヌイさんに謝りに行ったり、少し前になるけど、隆くんが町子と健次郎のために週刊誌を破ってたり…。
少女編では、嘘をついて怒られて、そこに来て一緒に謝ってくれたばぁばぁ婆ちゃん。
孝子に嫌な用事を押し付けた町子を、優しく諌めるお父ちゃん。
小さな、当たり前といえば当たり前の「愛」に、自然と涙がこぼれました。


それに躾ってこういう事なんだ…って感じました。
嘘をつくのはいけない事。
それは当たり前の事だけど、それをきっちり怒る事って最近は少ないんじゃないですかね?
それを厳しく叱って、ちゃんとフォローしてくれる人もいて…。
そういう中で、人としてのマナーや、人を思いやる心を学んでいく…それが本当の躾なんですよね。


「物を返しに行くっていうような、自分で行くのも嫌なとこ、人に行かしたらアカンよな」
お父ちゃんの一言…重かったです。
あそこで頭ごなしに言っていたら、町子は拗ねてしまったかもしれないですよね。
だけど、まっすぐに目を見て諭されたから…自分がした事の重みに気づく事ができた。
叩いたり大きな声を出す事だけが、叱るって事じゃないんだなって思いました。
いい演技ですよね…茂さん…。


まだまだお話は続いていくわけですが、いずれ10歳の町子(もちろん徳一お父ちゃんもだけど)とお別れしなきゃいけないのが寂しい…。