現実

父は船の部品を作る工場の職人で、定年後も週3日のアルバイトで働いています。
かなりの体力仕事で、もう70過ぎなので辞めるように…と前々から言っていました。
なのに言う事を聞かず、契約を更新し続けていました。
もうすぐまた契約期限がやってきます。
そこで辞めるように言っているんですが、収入が減って大丈夫か不安なようで。。
大丈夫とは言いましたが、そこでふと気づく。


そしたら私と兄貴の収入で暮らしていくわけで。
もしも私が一人暮らしなんてしたら、兄貴の収入で二人分…。
兄貴の方が、私なんかよりずーっと収入いいんですけどね。
それは負担が大きいかなぁ…と。。
かと言って、私の安月給では、一人暮らし+仕送りなんてキツすぎる…。
っつーことは、私は家を出る事なんて出来ないのか。。


まぁ一人暮らしするなんて、願望はあっても予定なんて無いんですけどね。
第一、女の一人暮らしなんて許してもらえなさそう。。
たぶん、一刻も早く結婚して欲しいと思ってるし。


親不孝で申し訳ないけど、こんな人と関われない人間に、結婚なんて無理です。
色々考えてて思ったけど、私は親のスネかじってる甘えた人間なんだなぁ。。
コドモなんだなぁ…。


一歩進まなきゃって焦る…。
けど、どこに踏み出したらいいのかわからない。


どこでもいいから出してみればいい?
でも何も見えない。足場が見当たらない。


流されていく。
過ぎていく。
無意味に年ばっか取ってく。


周りの人は、結婚したり、妊娠したり、やりたい事を見つけて会社辞めたり。
変わっていってるのに、私だけ何も変わらない。


私、ここで何してるんだろう…。